2023年によく聴いた音楽

12月に入ると年間ベストアルバムのことを考え始めて、このブログを書き終わるまでは新しい音楽に飛びつけない。毎年恒例となってしまっているこれを早いとこやっつけたいと思います!

今年もいろいろ聴きました。これを読んでくださった方。あなたの今年聴いたあれこれも教えていただけると幸いです。


【2023年にリリースされた作品】
・上原ひろみ / BLUE GIANT(OST)

映画の公開が決まり、サントラがSpotify上にリリースされました。映画は近くではやっていなかったので漫画を26冊ほど借りに行って読破。日本での話が一番泣ける。30ページごとに一回は泣ける。映画もようやくレンタルして観れました。何度も泣きました。サントラのドラムは大好きな石若駿さん。上原さんも馬場さんも役柄にあってて良き!たくさん聴いて、たくさん元気もらいました。







・Cornelius / 夢中夢

前作『Mellow Wave』から6年。ボーカル曲がメインとなり、ポップなアルバムに。しかし、歌詞の内容は内省的。インタビューを読んだけど、とても誠意をもって話をされていた。環境の変化を経て、それでもこういった作品を作り出されることにアーティストとしての強さを感じました。








・Asake / Work Of Art

ログドラムの量がすごいということで知ったアサケ。ナイジェリア出身のシンガー。曲調はアマピアノという2010年代半ばに南アフリカで出現したハウスミュージックのサブジャンル、だそう。聴いたことのないジャンルの音楽だったけど、アルバムを通して聴きやすく何回も聴きました。同じレーベルのシンガーを何人か聴いてみたけど、このアルバムがダントツで耳に合いました。ログドラムが確かにすごい!








・Lil Yachty / Let’s Start Here.

イリシットツボイさんがドープ!!!!と叫んでいて知ったリルヨッティ。アトランタのラッパー。ピンクフロイドのようなサイケデリックロック、プログレの要素がヒップホップに入ってしまったトラック。ラップや歌声にはエフェクトがかかっていて、喉から空中へ浮き出てくるようなイメージ。何を聴いてもこれは誰々っぽいと自動的に思ってしまうけど、このアルバムはここだけの音が鳴っていて素敵。ジャケットも素敵。








・Tocago / Wonder

ジャケットの雰囲気に惹かれ聴いてみると、音の感じ(特にギター)、歌声、聴こえてくる言葉、どれも好きだなあとずーーっとマイライブラリに入っていた一枚。タワーレコード試聴機に入っていたら一曲目を20秒聴いて、二曲目を5秒聴いて、レジに直行してしまうやつ。SSWの沖ちづるさん率いる4ピースロックバンド。ボーカル込みの一発録音という、その時の空気まるごと詰まった感じも最高です。








・高山燦基 / 掬ぶ

Xで知らない人がceroの新譜に匹敵するアルバム、というような感じで紹介していたこの作品。活動を休止したバレーボウイズのギターを担当していた高山さん。地に足のついたグルーブ感があり、安心して聴ける上質でかわいいオルタナティブミュージック。3曲目『壜』はイントロから名曲のオーラがすごい。中学生の音楽の教科書にカーペンターズと並んで載っていてもおかしくない名曲。2023年に出会った曲の中で一番の名曲。作曲の才能もすごいです。








・GEZAN with Million Wish Collective / あのち

去年たくさん聴いたGEZAN。三年ぶりのアルバムが出たので今年もたくさん聴きました。5月末には木曽で4人編成のライブも観れました。20代で東京に居たあの頃が今だったら野音のワンマンやフジロックや中野サンプラザのライブも行っていただろうなあ。なかなかライブへ行けないことがいつも悔しいけど、希望のように思っているバンドです。








【2022年以前にリリースされた作品】
・宇多田ヒカル / BADモード(2022)、初恋(2018)、Fantome(2016)

ふと宇多田ヒカルを思い出したら去年にアルバムがリリースされていて、たどるように近年の三作品を聴いた今年でした。インターネットで本人の個人的なことを調べたり、Podcastで誰かが宇多田ヒカルのことを話しているのを聞いたり、Netflixで公開されているライブ映像を観たり、お母さまの藤圭子さんのライブ映像まで観たり、宇多田沼にハマった一年。宇多田ヒカルさんは、当たり前だけど、歳を重ね様々な人生経験をされた。そんな宇多田さんから出てくる言葉にしっかり耳を傾けて聴くと、より良さが理解できました。最近は7th『初恋』が好きです。











・七尾旅人 / Long Voyage(2022)、リトルメロディ(2012)

無茶苦茶なアルバムを作る人、ローリンローリンの人というイメージしかなかったことを後悔。5月末に木曽で観た弾き語+ピアノのライブがとてもよかったです。サーカスナイト、湘南が遠くなっていく、未来のことなど孫の代まで残りそうな名曲もあれば、圏内の歌や入管の歌、パン屋の倉庫でなど少数の当事者に寄り添い、きっと支えになっているだろう曲があったり。かっこいい人だなと思いました。Xにポストされる発言を追っていると、毎日のように社会を良くしようと活動されている様子が伝わってくる。応援しています。











・阿部芙蓉美 / 沈黙の恋人(2012)

Xで知らない人が人生のベストアルバム10選をポストしていて知ったこのアルバム。阿部芙蓉美さん、名前は知っていたけどめっちゃ良かったです。アルバム何枚かリリースされているけど、このアルバムがずば抜けて良い。いつか赤石商店でライブを…と思うけど、恐れ多くてお呼びできない。本人を目の前にすると何も話せないだろう。そんなオーラを纏った、僕の中では崇高な立ち位置の方です。







その他にもこんな作品を聴いていました。
・Michael Pipoquinha / Um Novo Tom(2023)
・優河 / 言葉のない夜に(2022)
・Shin Sasakubo, Joana Queiroz / Picture(2023)
・蓮沼執太 / Unpeople(2023)
・222 / Song For Joni(2022)
・Joel Ross / The Parable Of The Post(2022)
・中村海斗 / BLAQUE DAWN(2022)
・NF Zessho / CURE(2018)
・NewJeans / Get Up(2023)
-------

【以前のよく聴いた記録】

※2022年
https://akaishi-shouten.com/archives/13139
※2021年
https://akaishi-shouten.com/archives/7739
※2020年
https://akaishi-shouten.com/archives/7135
※2019年
https://akaishi-shouten.com/archives/6353
※2018年
https://akaishi-shouten.com/archives/5202
※2017年
https://akaishi-shouten.com/archives/3912
※2016年
https://akaishi-shouten.com/archives/2135
※2015年
https://akaishi-shouten.com/archives/360
※2014年
https://akaishi-shouten.com/archives/278
※2013年
http://my-best-album.tumblr.com/page/5
※2012年
http://my-best-album.tumblr.com/page/20