マルナカフーズ

非常事態宣言が出され、赤石商店は4月から6月末までの3ヶ月間、宿泊業務をストップしました。

本当にやることがなくなって、アルバイトを探すことにして、「バイトやめる学校」という本に出会って、バイト探しはやめて、友人と食品加工所を作ることにしました。

農家さんから規格外品や収穫しきれない余剰分の野菜や果物を買わせてもらい、ドライフルーツやトレイルフード、鹿肉ジャーキーなどを作っていこうぜという話になり、この先の不安がふっと消えました。

その加工所では色々なものが作れるように惣菜業と菓子製造業と瓶詰・缶詰業の許可を取ることにし、プチマルシェの大竹さんと純喫茶窓の星野くんとDMBQの和田さんとで工事に明け暮れました。

そうして、生まれたのが「マルナカフーズ」という加工所であり、加工・販売チームです。

-------

明日、10月25日(日)に初めてマルナカフーズから生まれた商品が日の目を浴びます。

昨年は台風で果樹がなぎ倒され、今年は雹で果実がボコボコになってしまった箕輪町のりんご・ぶどう農家の高田さんと出会い、雹害に遭ったりんごを加工させていただきました。

明日のいなまち朝マルシェ(山〆農園ブース)と赤石商店で販売します。

赤石商店はコロナで宿業の影響を受けたとは言え、二年連続で大打撃を受けた高田さんに比べたら、まだまだ応援できる元気が残っています。

マルナカフーズができること、この先もっともっとありそうです。