「はっけよい富浦 2014 千秋楽」を映像で振り返る。

大変お待たせしました。

2014年10月4,5日(土,日)に開催された「はっけよい富浦 2014 千秋楽」の映像が出来上がりました。



とても恥ずかしい最後の挨拶でも言っていますが、台風の予報が出ているキャンプインフェスにも関わらずほぼキャンセルがなく、遠い会場まで足を運んでいただいたお客様にはとても感謝しています。はっけよい富浦にご参加いただき本当にありがとうございました。

完璧な一日目。開いた草原と海を目の前に心が解放される瞬間、晴天の下で聴く音楽、人の笑顔につられて思わずこぼれる笑み。全て映像に詰め込まれてますね。

キャンプファイヤーを囲み、聴こえてくるのは風が木々を揺らす音、虫の鳴き声、薪が燃える音だけ。三組のアーティストにライヴをしていただいた場所はステージとは呼べないただの丘の上、照明は投光器一本。だけど、そこは予想を遥かに超えたこの上ないステージになりました。途中、月も顔を出す。僕の隣にいた友人の口からは「最高…」という言葉しか出てこなくなっていて嬉しかったなあ。

台風なんか来なくて二日目も綺麗に晴れ、気持ちよくライヴが観れたならそれはそれは最高だったかもしれませんが、何度思い返しても雨が降って良かったなと思います。アクシデントが加わると思い出の残り方が違う。
早朝。強い雨の中、皆なぜか前向きな顔をしてビジターセンターに集まってくる。なんとかやり遂げた二日目の室内ライヴは、同じ境遇を共にしている全員の一体感が凄くてあたたか~い空気が流れていました。どんなにお金を出して作れない雰囲気、一生ものの時間を過ごすことができました。それは映像からも伝わってきます。みんなええ顔。

はっけよい富浦は、私たち埋橋夫妻がまもなく長野へ引っ越すため当分の間休止することにしました。最後に関東で素敵な思い出が作れて良かったです。やって良かった。頑張って良かった。

9月が終わり10月になる頃。何年経っても「昔、変な名前のイベントあったなあ。」と、はっけよい富浦のことを思い出してはこの映像を観かえしてもらえると幸いです。
最後に。はっけよい富浦に関わっていただいた全ての方々に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

埋橋智徳