いままでの上映

映画「わたしたちの家」
2018年6月9日(土)、10日(日)、13日(水)上映!


第68回ベルリン国際映画祭・フォーラム部門正式出品
第42回香港国際映画祭・インディーパワー部門招待上映
2017年PFFアワードグランプリ受賞作品

清原惟監督作品『わたしたちの家』
■予告編



■解説
黒沢清監督絶賛!突然変異的に現れた天才映画作家による清新で鮮烈なる劇場デビュー作。

父親を失った少女と、記憶を失った女性の、まったく別々の物語が、ひとつの「家」の中で交錯する。

セリはもうすぐ14歳。父親が失踪して以来、母親の桐子と二人暮らし。最近、お母さんに新しい恋人ができて複雑な気持ちになっている。さなは目覚めるとフェリーに乗っており、自分にかんする記憶がなくなっていた。彼女は船内で出会った女性、透子の家に住まわせてもらうことになる。

二つのストーリーは独特な構造を持つ一軒の同じ「家」の中で進行する。これはいったいどういうことなのか?映画史上、誰一人として思いつかなかった、特異で甘美な室内劇。謎に満ちた形而上的スリラーであり、切実でピュアな青春映画であり、女同士の友愛の映画であり、ユニーク極まる建築映画でもある、類いまれなる魅力を放つ作品。監督の清原惟は東京藝術大学大学院で黒沢清、諏訪敦彦両監督に師事、本作は同修了作品である。

本作でPFFアワード2017グランプリを受賞。第68回ベルリン国際映画祭・フォーラム部門に正式出品が決定した。


■コメント
一方が現実なら、もう一方はマボロシで、そっちが現在なら、あっちは過去だということになるのだが、いやひょっとすると全員が幽霊!? 一軒の日本家屋を舞台にして、目もくらむような物語の迷宮が展開される。まるでヨーロッパの前衛小説を読んでいるようだ。 ―― 黒沢清(映画監督)

この映画には、家には、二つが住んでいて、どちらが表でも裏でもなく、どちらが主でも副でもなく、映画の原理と、人生の原理が住んでいて、私の映画、が見ることで生きていたので、私は映画、を見ながら暮らした。 ―― 飴屋法水(演劇作家)

障子に穴あけるだけでインターステラー!! ―― 岡田利規(演劇作家、小説家、チェルフィッチュ)


■作品情報
出演:河西和香 安野由記子 大沢まりを 藤原芽生 菊沢将憲 古屋利雄 吉田明花音 北村海歩 平川玲奈 大石貴也 小田篤 律子 伏見陵 タカラマハヤ

脚本:清原惟 加藤法子
プロデューサー:池本凌太郎 佐野大
撮影:千田瞭太
照明:諸橋和希
美術:加藤瑶子
衣装:青木悠里
サウンドデザイン:伊藤泰信、三好悠介
編集:Kambaraliev Janybek
助監督:廣田耕平 山本英 川上知来
音楽:杉本佳一
配給:HEADZ
宣伝:佐々木瑠郁

2017年/80分/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー/DCP
東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻修了作品

公式サイト:http://www.faderbyheadz.com/ourhouse.html

■会場
赤石シネマ(赤石商店の敷地内にある蔵)
長野県伊那市東春近22-5


■上映日時・予約状況(6月8日 21時現在)

・2018年6月9日(土)
10:00 – 11:20 〇
14:00 – 15:20 〇
19:00 – 20:20 〇

・2018年6月10日(日)
10:00 – 11:20 〇
14:00 – 15:20 〇
19:00 – 20:20 〇

・2018年6月13日(水)
10:00 – 11:20 〇
14:00 – 15:20 〇
19:00 – 20:20 〇

〇 空きあり
△ もう少し
✕ 空きなし


■定員
14名


■料金
・一般1500円
・学生1200円


■予約方法
・電話の場合
下記の電話番号宛てにご連絡をいただき、「映画観覧希望の旨」「希望日時」「氏名」「予約人数」をお伝えください。その場でご予約が完了致します。

・メールの場合
下記のメールアドレス宛てに、件名に「わたしたちの家」、本文に「希望日時」「氏名」「電話番号」「予約人数」を記入いただき、送信ください。赤石商店からの返信をもって予約受付完了とさせていただきます。


■ご予約・お問い合わせ
・電話 0265-96-0370
・メール akaishi.shouten@gmail.com


■注意事項
※定員に限りがあるため、日時がお決まりの方はお早めにご予約ください。
※入場は予約者優先とさせていただき、席に空きがある場合のみ当日入場が可能となります。
※ご近所様の迷惑にならないよう、会場付近での私語は極力お控えください。
※余裕を持って上映を開始したいため、上映時間の15分前にはお越しいただくようお願い致します。
※学生の場合は学生証の提示をお願いする場合がございます。